モエギハコガメたちの日々の様子を綴った萌黄園長の備忘録です。           2005年に飼育を始めて2010年に萌黄園オープン。萌黄幼稚園の開園が夢です。

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体重ベスト4

萌黄園の体重ベスト4
重そうな個体を選んで体重を測ってみました。
いずれもクロハラモエギハコガメでした。背甲長はいずれも18.5cmくらい。

第4位
050G♀ 957.5g
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第3位
007G♂ 1095g
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(甲羅のシールが♀になってるけど,♂の間違い…)


第2位
068G♀ 1117g
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箱。出てきてくれなかった。。。


第1位!
013G♀ 1147g
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新入りの近況Ⅶ(置きバナナ)

今日のカンボ060Pは「置きバナナ」を食べました。
ピンセットバナナからステップアップ。視線やデジカメは,まだ多少警戒しているようです。が,だいぶマシになってきました。

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(12/24にやってきたカンボたち。真ん中が060P)

新入りの近況Ⅵ(カンボのどさくさペレット)

昨日の勢いで,新入りカンボ060Pにバナナをあげました。そして,どさくさ紛れにモンキーペレット(LabDiet 5040,Mazuri社)を口に放り込むことに成功!060Pは優秀です。こんな子ばかりだと良いのだけど。
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それ以外の新入り個体は,進展スピードが遅いので,ネタもなく…。
とにかくよく動き回る066Pは,まだ食べませんが,今日はバナナを押し付けると,わずかに口をパクパク。ちょっと進展かな。食べ始める兆しが。

なんせ最初が∞に大変なカメです。

ところで,
クロハラとラオスは同じようなワルそうな顔しているけど,カンボは違う。なかなかカワイイ瞳ですよ。

新入りの近況Ⅴ(カンボのバナナ動画)

新入りカンボ060Pはまだバナナしか食べない。
でも,一番よく食べてくれるので,焦らずとにかく食べるものをあげ続ける。ピンセットバナナに反応するので,バナナをやりつつ,どさくさ紛れにミニトマトとかゆで卵のカケラも口に放り込む。

P1020200 060
(060P)
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066Pはなんだかよく動き回るがまだ餌を食べていない。こういうのが案外危ないと聞く。たしかにクロハラで昔そういう経験はある・・・

P1020217 066

隔離したり同居したり試行錯誤の上,今のところはカンボ060-062-066の組み合わせが落ち着きそうな感じがする。これでしばらく様子を見よう。

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カンボの目が違う。

カンボジアモエギハコガメの目はなんか違う。
顔の模様は違うけど,目も違う。クロハラやラオスとは違う。

P1020210 066
(新入り066P)

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(新入り060P)

P1020220 062
(新入り062P♂)

そう,カンボの黒目は丸じゃない。
クロハラとラオスの黒目は丸 →→→ こちら
どっかで見た目。
P1020210 066up

哲郎の目や!
tetsurou.jpg

カンボの目は全部こうなんだろうか。
クロハラとラオスで哲郎目はいるのだろうか。


1月の温度・湿度

新入りカンボのところだけは,暖突(みどり商会)を付けてあります。

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真下の温度ではないですが,だいたいこんなものです(これ以上は上がらない)。

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 (関連記事)
  ・新入りの近況Ⅰ
  ・新入りの近況Ⅱ
  ・新入りの近況Ⅲ
  ・新入りの近況Ⅳ


彼女らは古参や中堅たちです。新入りたちのためにスペースを奪われ,同居になっています。ここまでくれば楽なんですが,組み合わせによっては上下関係ができてしまうときがあるので注意が必要です。奥の個体はそのせいでスイッチが切れているので,近々別飼にします。逆に,複数同居によって活発になる個体も出てきます。

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(053G,005G,008G,013G,051B)

新入りの近況Ⅳ

新入りの近況です。
まだ今のところ食べてるメンバーは変わりません。そして,三者三様なところも相変わらず。本当に難しいカメです。

■ ラオス058B♂
ピンセットで顔の前に押し付ければ,ほぼ確実に口をあけるので,それがきっかけで食べ始めます。なので,置き餌には反応せず,今のところピンセットオンリーです。今日は初バナナ。
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■ カンボ060P
今日は久々にバナナを食べました。ピンセットバナナに反応し,つられて付いてきましたが,我に返って戻ってゆきました。大口開けて食べてるのを見ると本当に癒されます。置きバナナは食べるときがあったり,食べないときがあったりと,慎重です。
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■ カンボ062P♂
彼は慎重派。人目があると食べません。食べているところをそっと覗きこむと,それに気づいて食べるのを止めてにらみ合いになります。なので,食べているところの写真はまだ撮れていません。でも,確実に「置きバナナ」は食べています。
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なんとなく読めてきたのはこの3匹。偏食ですが,とりあえずたくさん食べてもらって,次のステージへ進めるようにしたいと思います。

餌のメニュー表(更新)

萌黄園の餌のメニュー表を更新 → こちら

メニュー表に「リクガメの栄養バランスフード(EXO TERRA)」を追加。別のカメ用に試しに購入したのですが,食べずに余っていたので,モエギハコガメにやってみたら食べました。

ミミズ,バナナ,ピンクマウスに勝るものはなかなか見つかりませんが,固形フードならモンキーフードが上位にくるかなと思っています。萌黄園の最近の主食はモンキーフード(複数の種類を混合,爬虫類用のいくつかのペレットも混ぜています)とバナナ,たまにピンクマウスです。偏食のある個体は,ピンクマウスだったり,バナナだったりが主食になってしまっているのもいます(改善中)。

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(013G♀)

頭頂部に丸丸模様。

頭頂部の模様が気になったので,改めて模様のある個体を探してみました。
頭頂部に模様のあるのは珍しいような気がします。
萌黄園では,ラオス057Bと059Bだけ模様があります。
クロハラとカンボで頭頂部に模様のある個体は今のところいなかったです。

057B 模様あり
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051B♀ 模様なし
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055B♀ 模様なし
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054B♂ 模様なし
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【過去の関連記事】
  ・顔の模様の話はこちら
  ・顔の色の話はこちら
  ・目の虹彩の色の話はこちら
  ・背甲の模様の話はこちら


CITES CoP16 附属書の改正案

昨年秋から爬虫類界を大きく揺るがしている話題があります。

今更ですがワシントン条約附属書の改正案。2012年10月に公表されています。みなさん,ブログやHP等で紹介されているので,あえて触れてきませんでしたが,萌黄園にとっては大きなニュースなので大注目しています。トラフィックイーストアジアジャパンのHPには附属書改正案の和訳が先日掲載されました。

2013年3月にタイ(バンコク)で開催されるCoP16で討議されます。非常に多くのカメがワシントン条約附属書に掲載される見込みです。とはいえ,本質的な「種の保存」や「生物多様性保全」云々よりも政治的要素の強い会議で,国際間の駆け引きがあるため,どういう結果になるかはわかりません。

この中でモエギハコガメを,現在の附属書Ⅱから附属書Ⅰへ移行するという提案がベトナムから出されています。附属書Ⅰに掲載されれば,原則,学術研究目的以外の輸入がストップし,日本では「種の保存法」により国内流通についても規制され,ほぼ停止するでしょう(国際希少野生動植物種の登録票の交付が受けられなければ)。そうなるべきカメです。そうなってほしいと思います。

モエギハコガメの関係で,次の2つの議案が上がっています。

 ■ ベトナムからの附属書改正案(リスト70番)
     モエギハコガメを附属書Ⅱから附属書Ⅰへ移行する。
     Cuora galbinifronsという種名で上がっているので,
     3亜種すべてが対象になるはずです。
 
 ■ 中国&アメリカからの改正案(リスト25番)一部抜粋
     下記のカメの野生標本の商業目的の割当量をゼロとする。
     ・Batagur borneoensis カラグールガメ
     ・Batagur trivittata ビルマオオセダカガメ
     ・Cuora aurocapitata コガネハコガメ
     ・Cuora flavomarginata セマルハコガメ
     ・Cuora galbinifrons モエギハコガメ ★
     ・Cuora mccordi マコードハコガメ
     ・Cuora mouhotii ヒラセガメ
     ・Cuora pani シェンシーハコガメ
     ・Cuora trifasciata ミスジハコガメ
     ・Cuora yunnanensis ユンナンハコガメ
     ・Cuora zhoui クロハラハコガメ
     ・Heosemys annandalii ヒジリガメ
     ・Heosemys depressa ヒラタヤマガメ
     ・Mauremys annamensis アンナンガメ
     ・Orlitia borneensis ボルネオカワガメ

アジアのハコガメたちはモエギハコガメも含め,ほぼすべてが絶滅の危機に直面しています。アジアでの食材・漢方薬やペットトレードによる密猟・乱獲。萌黄園も本種を飼育している以上,それに加担してしまっていることは否定しません。矛盾を感じつつも,萌黄園にできることをやっていくしかありません。今いる個体を大切に育て,繁殖をめざし,そして飼育情報を発信する。そして,近い将来,皆でCB個体のみの流通を目指すことです。

3月のCoP16の決議の行方に注目です。

もえぎ色って。

モエギハコガメ
 英名 Indochinese box turtle
 学名 Cuora galbinifrons

亜種
 ■ クロハラモエギハコガメ(別名:ベトナムモエギハコガメ) C. g. galbinifrons
    ベトナム北部,中国(広西省,広東省,雲南省,海南省)
 ■ ラオスモエギハコガメ C. g. bourreti
    ベトナム中部,ラオス南部,カンボジア北西部
 ■ カンボジアモエギハコガメ C. g. picturata 
    ベトナム南部,カンボジア

種小名galbinifronsは「黄緑色の前頭部」の意で,本種の頭部の色彩に由来するのだそうです。
英名がIndochinese box turtle と無難な名前になっているにも関わらず,これに「もえぎ」ハコガメという和名を付けた人は素晴らしいセンスです。「もえぎ」とは,和の色(日本の伝統色)の名前です。
和名をつけたのはどなたなのでしょうか…(誰か知ってますか?)

P1010981カンボ頭
P1010980ラオス頭
P1010322クロハラ頭

さて,「もえぎ」色とはどんな色なんでしょうか?
「もえぎ」といっても「萌黄」と「萌葱」の2つの漢字があります。これらは別の色です。

和色大辞典を調べてみると,「もえぎ」と名の付く色が4色。「もえぎ」ハコガメは「萌黄」ハコガメであって,「萌葱」ハコガメではないことがわかります。

写真は上から,カンボ,ラオス,クロハラです。こうやってみると,萌黄ハコガメにふさわしいのはカンボですね。クロハラはあえて黄色っぽい頭部の個体の写真を選びましたが,バリエーション豊富なのでね。背甲が萌黄色の個体がたまにいますね。しかし,ラオスは萌黄ハコガメの名前からは一番遠いように思いました。
ちなみに,写真に写っている餌皿は偶然にも「萌葱」色でした。

もえぎ色

「萌黄」を英和辞典で引くと「yellow-green」だった。これじゃあ黄緑色と一緒やん。和な色だから仕方ないよね。「萌葱」で引くと該当語が出てこなかった。

新入りの近況Ⅲ

あけましておめでとうございます。
今年も萌黄園をよろしくお願いします。
2013年は巳年で,12年に一度の唯一の爬虫類年です(ん!辰も爬虫類??)。
爬虫類関係者のみなさん,今年は更に頑張ってまいりましょう!

新入りたちの近況報告の続きです。

■ ラオス058B♂
ピンセットで押し込めば,とりあえずピンクマウスは食べています。
P1020091.jpg

■ カンボ060P♀
今日は久々に数日ぶりに「置きバナナ」を食べました。
左下顎の一部に腫れがあるのに気が付き,それが気がかりです。
P1020086.jpg

■ カンボ062P♂
この状況で「置きバナナ」がなくなっていたので,きっと食べたのでしょう。クロハラ2匹が前にいますが,このカンボは餌を取られまいという意識が働くようで,わざとこういう状況であげてみました。1匹で隔離しておいても食べません。前回ピンクマウスを食べた時も同じ状況でした。
P1020081.jpg

■ ラオス059Bはいつも顔を出しているのですが健康状態が悪そう,ラオス063Bはずっしり重いのですが箱状態。共に餌を食べる気配がありません。なので,この2匹はちょっと思い切ってある賭けに出てみています。その状況はまたそのうちご報告します。

2012年の総括

2012年を振り返ります。4つのことが思い浮かびました。

1.萌黄園ブログの再開
 2010年に開園した萌黄園ブログはかなりのブランクを経て,昨秋に再開しました。なんとか今のところ飽きずに続いています。2013年は萌黄界に大きな出来事がありますので,頑張って続けていきたいと思います。

2.受精卵
 2010年にオスを変えてから取れ始めた受精卵。しかし,2011年・2012年ともに,途中で発生が停止。孵卵環境に原因があったのはわかっています。いろいろアドバイスもいただけたので今年こそは!

3.モエギ3亜種での飼育を開始
 クロハラ亜種のみで開園した萌黄園ですが,昨年,縁あってラオス亜種を導入しました。そして昨年末のキセキの大輸入でカンボ亜種を迎えることができました。

4.CITES附属書Ⅰ移行の改正案発表
 なんといってもこれ。2012年10月に発表されました。モエギハコガメを現在の附属書Ⅱから附属書Ⅰへ移行するという提案です。ベトナムからの提案ですが,Cuora galbinifronsという種名で上がっているので,3亜種すべてが対象になるはずです。2013年3月のCoP16の決議に注目です。


2013年はモエギハコガメにとって,萌黄園にとって,明るい年になりますように!

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